電子書籍サービス、kindleとKOBOの比較
Amazonの電子書籍「Kindle」(以下Kindleと表記)、楽天の電子書籍「楽天KOBO」(以下KOBOと表記)の2つに絞って電子書籍を紹介している。
このページでは、それぞれのオリジナルサービスの紹介をしていく。
メモ機能、コンテンツのDL上限数などの、共通機能の比較に関しては、別ページで紹介している。
ここからは、他社との差別化で頑張っているサービスを紹介していく
KindleとKOBOのそれぞれのオリジナルサービス
Kindleオリジナルサービス
ここからはKindle独自サービス、KOBOにはない。
ポピュラーハイライト
はじめて読んでる本なのに、なぜかハイライトが付けてあったりすることがある。
これはポピュラーハイライト機能で、他の人がつけたハイライトになる。
画像も自分は全くハイライト付けてないのに、これだけハイライトがある。
面白い機能だが、賛否両論あるようです。
他の人はこんなところにハイライト付けてるのか重要なのかな?と思う時もあれば、気が散るから止めて!と思ってその他の読書設定で機能をOFFにしている人も多い。
X-Ray機能
レントゲンのことではない。Kindleオリジナル機能である。
これは便利、登場人物や単語、画像を纏めてくれる。
分からない単語があれば、それをタップすると意味を表示してくれる(説明の文書はWikipediaらしい)
ビジネス書で単語を選ぶと、X-Rayがアマゾンとかウーバーとか人物名などを説明してくれる。
ラノベでは途中の挿絵を含めて一覧として画像が出てくるので素晴らしい。
人物を選ぶと、どこで登場するか、登場一覧になっているので、ミステリー本の時に使うのも良いかもしれない。
特に挿絵だけを眺めることも出来るのは良いね。
この機能が無くても挿絵にブックマークを付けることで代用は出来るが、手間はかかる。
残念ながらどの本でもできるわけじゃないし、スマホで出来てもパソコン版アプリでは出来ないこともある。
フラッシュカード
イメージとしては、本の文章をコピーして、単語帳を作れる機能だ。
英単語と言った暗記用で力を発揮する。
またKindle専用端末になるともっと手軽に単語帳が作れるようです。
Kindle Unlimited 有料読み放題サービス
Amazonで別料金として月額980円払うと、特定のKindleが借り放題になる。
読み放題と書いてあるが、イメージとしては図書館に近いので、借り放題が正しい気もする。
例えば図書館で借りれる10冊まで本を借りる。
読み終わって10冊返すと、また新たに最大10冊まで借りることが出来る。
9冊まで返したら、新たに9冊借りることが出来る。
これがUnlimitedに入会すると同じことが出来るのだ。
この貸してくれる対象の本は、ちょこちょこ変わっているので読みたい本があったら、さっさと読んだ方がいい。
対象の本
Unlimitedで検索すると一覧として出てくる。
また画像では赤丸で囲っているが、\0 KindleUnlimitedと値段に表示されているのが対象の本だ。
注意点
図書館には貸出禁止の本があるように、Unlimitedでも、貸出禁止、購入のみの電子書籍が殆どだ。
この辺りは出版社との契約になるので、Amazonの考えだけでは無理なんだろう。
個人的におススメ
借りれない本があると言っても、シリーズの1巻2巻などは、Unlimitedで読むことが出来る。
個人的に好きな「本好きの下克上」は、ラノベ版コミック版と結構な数がKindleUnlimitedに含まれていて、ラノベは定価1320円ほど、それが980円読めるのだ。読むのが速い人だとかなりの数が読めると思う。
一ヶ月は無料なので、実際に試してみるのは良いと思う。
辞めるのは意外に簡単。
自分はPrime会員はやめたけど、Unlimitedだけは続けている。
調べもので本を探す時に最初にUnlimitedで本があるか確認している。
コミック、ラノベ、雑誌、専門書と幅広く揃えてあるので助かる。
対象作品は減るが、AmazonPrimeでも「Prime Reading」サービスがあり、Kindle本が読み放題になる。こっちはPrime会員であれば、自動的に受けれるサービスだ。
Prime会員だと、送料無料、対象動画見放題、音楽聞き放題、対象の本が読み放題と広く浅くお得なサービスが受けれるので、こちらから始めるのも良いかもしれない。
対象動画に「本好きの下克上」のアニメも含まれている(笑)
しかし、年間プラン4,900円(税込)または月間プラン500円(税込)なので、年間プランがお得であるけれど、そこそこするので、ご利用は計画的に
余談だが、アメリカが銃社会でキリスト教が多いのを知られているが、2016年の調査では、日曜に教会に行く人よりも、自宅に銃がある家庭よりも、AmazonPrime会員の方が多いのだ。
銃社会と言うより、プライム社会と言った方が正しいのかもしれない(笑)
Amazonの「聴く」読書。 Audible
一言で言えば、本を朗読してくれるサービスだ。
正直良いサービスだと思う。
「散歩+聞く読書」と言った時間の節約ができる。
ただ欠点は、別料金で月額1500円ってところ。
あと、読み上げてくれる本がスゲー少ないって点です。
料金が下がるか対象の本が増えれば、おすすめのサービスになるだろう。
無料期間があるので、試すのは良いと思います。
私は、一度無料期間で試してみて、本がすくねーたけーと思って辞めました(笑)
Audible 無料体験に登録
欠点が解消されたら、良いサービス、良いイヤホンとかが欲しくなります(笑)
KOBOオリジナルサービス
ここからは楽天の電子書籍サービス「KOBO」の独自サービスを案内する
読書アクティビティ
koboアプリでどれだけ読書をしたかがわかる。
個人的には、もちっと細かい情報、例えばこの本はどれだけの時間かけて読んだとか、ハイライトはどれだけ付けたと言った情報まであれば、凄い良い機能になると思うが、今のところ少し物足りない。
楽天リワード
koboで一冊本を買うと、
買うことで1ポイント
読書完了で1ポイント
読むのに6分以上かかれば1ポイント
合計3ポイント貰えることになる。
個人的に好きなシステム、本買ったり、読み終わればポイントがもらえるのだ。素直に嬉しい。
1ポイントだけじゃんとか言ってはいけない(笑)
ここで貰ったは期間限定ポイントになるが、再度本を買う足しになる。
本を買うために毎日本を読もう(笑)
Iphoneではない
この楽天リワードのポイント特典、残念ながらIphoneではもらえない。Androidのみポイントがもらえる。多分、楽天が悪いんじゃなくて、IOSを提供するAppleさんの規約の問題かなーと勝手に想像している。
Iphone好きなんだけど、Androidのみの特典だ。
最大25%OFF
最大25%OFFのクーポンが常に用意されている。
条件が1万円以上買った場合になるので、正直まとめ買いじゃないと辛い。
とは言え、一気読みしたい場合は楽天KOBOのクーポンは優れている。
男性は木曜、女性は水曜に特別クーポンが配られている。
常時25%クーポンあるが、曜日限定クーポンは、割引率は10%に下がるが最低利用価格が1500円以上と金額が低いクーポンがあるので、この辺りは実用的だと思う。
現在は、サービスが悪くなって、3500円以上の15%割引になっている。
出来れば毎月1日に行われるワンダフルでーで買うとポイントがアップする。
ただ、このクーポン制度は、Kindleにないだけで、hontoとか他のサービスでは結構ある。
楽天ポイントがアップする
楽天KOBOを月1回1000円以上買うと、貰えるポイントの倍率があがる。0.5倍だがw
とは言え、楽天KOBOで本を買うと楽天市場の商品、お菓子とか買う時にポイントが0.5倍多くなるのだ。
楽天ブックスは紙の本のことだ、紙と電子書籍両方で買うと1倍アップするので、今4倍のところに紙と電子書籍を買ったら、楽天で買った時のポイントが4+1で5倍になる。
またこのポイント倍率は、他のキャンペーンと合算される
お買い物マラソンやワンダフルでーは、送料無料になってることが多い吉野家の牛丼やなか卯の親子丼がおススメだ。
本を買うと、牛丼購入時のポイントがアップする。これはちょっと面白い(笑)
まとめ
今回大雑把に分けて3つの項目で比較してきた。
メモ機能、管理する、コレクション機能、そしてオリジナルサービス。
独断と偏見で◎と×でそれぞれを評価している。
kindle | 楽天KOBO | |
---|---|---|
メモ機能 | ◎ | × 現在利用不可 |
コレクション機能 | 〇最初は区分けがない | ◎標準で複数の区分けがある |
コンテンツの台数制限 | 〇 6冊との噂 | ◎現在未確認 |
オリジナルサービス | 〇 本を楽しむための機能
・ポピュラーハイライト |
〇 本を安く買って、読書週間が付きやすい
・読書アクティビティ |
最初に書いたが、専門書や挿絵が好きなラノベは、Kindleがおススメで、コミックのまとめ買いなどは、ポイントアップやクーポンのある楽天KOBOが良いだろう。
特にメモ機能は楽天KOBOはコメント共有できないので、ちょっと話にならない。
専門書など勉強用には、Kindle一択になる。
そのぐらいメモの共有機能は素晴らしい。
ここで言う共有機能は、スマホでメモしたのをタブレットやパソコンで確認、編集できると言うことです。
例えば、通勤電車などの隙間時間でスマホで電子書籍を読み、気になったところにメモを書き留めます。
そして、帰宅したら大きな画面のタブレットやパソコンでメモを編集し、本のまとめをする、こういったことが出来ます。
紙の本でも出来ないことはないが、ボールペンやノートを出さずにスマホ一つで完結するのは電子書籍の魅力である。
楽天KOBOに専門書とコミックやラノベが入ってると、専門書で勉強しようと楽天KOBOを起動した時に自然とコミックやラノベが起動してしまうかもしれない。
集中する環境を整える意味でも、分けたほうが良いと思う。
皆さんはイカがでしょうか? ではまたイカよろしくー!
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