いつ発売されるのか?もしかして未完の打ち切りになるのか?と本編以外のところでファンをドキドキさせたが、前巻発売より一年過ぎて無事14巻は発売された。
無事発売されてほっとしたし、面白かったけど、やはり1年に一冊は最低限発売してほしいわー
欲を言うなら3ヶ月に1冊が理想かな?w
本編の個人的に見どころとなったのは、前回はタイミングが悪くて行われなかったカープァ王国のアウラとシャロワ・ジルベール双王国の前国王であるブルーノ先王の会談がようやく行われたことであろう。個人的にはすごく面白い会談でありました。南大陸の大国が秘密裏に会談したというのも大きいし、これでゼンジロウが側室をもらう話が大前提になっている。
また、作品内では言及されてないけど、アウラがゼンジロウの日本から持ち込んだものが会談で使われたことで、ゼンジロウの価値が跳ね上がった回じゃないかと勝手に思っています。
南大陸絡みで言えば、砂漠の放浪民であるエレハリューコ公爵の長女シュラ、リーヤフォン公爵の三女ナズィームが出てくる。
個人的に残念だったのは、我らがフランチェスコ王子とボナ王女が出てこなかった点だろうか?特にボナさんはドンドン側室候補から外れているのがねw
ウップサーラ王国側は、ストーリーの方向性からしてもドンドン重要度がましており、おとぎ話であった白の帝国の秘密がドンドン明かされていき、等々灰色猫が出てきたw
また、大学の教授が行方不明になっているのだが、それも少なからずカープァ王国に影響を与えそうだw
全体的にバランスよく話が織り込んであり、そしてストーリーの主軸になる部分もしっかり進んである。個人的にはすごく満足できる14巻であった。
多分すごくすごく丁寧に話を作ってあったんだろうな〜と思う。
でも、1年半は長いのでもっと更新ペースをあげてほしいと思います。
Web版と書籍版の違い。
側室が違います。
Web版はカープァ王国内部から嫁さんをもらいます。
書籍版は、北大陸から嫁さんをもらいます。
それによって書籍版は北大陸との異文化交流がはじまりますので、それによる衝突が魅力ですね。
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