引き籠もりヒーロー1

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個人的にすごく、すごく好きな作家さんである二ツ樹五輪氏のリビルド計画で出版された作品「」である。

頑張って魅力を伝えるために記事にしているが、そこそこネタバレもあるのでご注意願いたい。

感の良い方はお気づきかもしれないが、出版社が無限書房と誰もが聞いたことない出版社である。
というのもこの作品は、二ツ樹五輪氏が一度は引退を考えていたけど、周りに説得されてクラウドファンデイングを試しにやってみた結果多くの支援が集まったため出版できた「自費出版の本」である。

自費出版本

そうKADOKAWAとか講談社などの出版社を通さずに二ツ樹氏が自力で出版した本である。

そのため在庫のリスクを抱えるしどれだけ売れるかわからないため、大量出版できず一般的な紙の本に比べて値段が高く2200円である。

2200円の内訳は(本体価格税込み1700円+送料500円設定の合計2200円)ではありますが、Amazonでは522ページと表示、奥付などのページを抜いても471ページとなかなかボリュームがある。
Webで公開されている本文以外に、新たに書き下ろし外伝2本と設定集も追加されているので、Web版を読んだ人でも十分満足できると思われる。

実際の商品の外観と中身

  • 外観1

    引き篭もりヒーロー01外観01

    ざっくり言って高さはペットボトルより
    ちょっと小さいレベル。
    文庫本サイズではない。本棚に入れる際は注意。

    引き篭もりヒーロー01外観02

    本の分厚さも人を殴れる鈍器として十分使えそうだ。

    本の中身

    引き篭もりヒーロー01中身

    Web版では登場はしていたけど、
    確か名前もなかったアレクサンドラさん。
    書き下ろしの外伝で登場。
    この子の外見で買うと痛い目を見そうだ(笑)

販売場所はAmazonだけ

購入はAmazonだけである、楽天などにはない。あちこちから売るとなると料金や在庫管理が大変なんだろう。

本文以外にもイラストが追加、また怪人のパラメーターや説明なども追加されている。
やはり、イラストの効果は大きい、神様を俺は勝手にジジイ扱いしてたが・・・・

もし、高いなと思われた方はKindle版をお勧めする、Kindle版は紙代などが掛らない為かなんと990円である。電子書籍で買ってね!って感じの値段設定だ。

一番のおすすめはKindle unlimitedというAmazonの電子書籍読み放題プランに加入することだ。加入されていれば、月額の料金に含まれるのでそのまま読むことができる。

加入されてない方は下のバナーから入会できる。

Unlimitedは、漫画や雑誌、小説と多くの作品が読み放題に含まれているのでかなりおすすめだ。個人的にはあともう少し検索というか自分が読みたい本を探しやすくしてくれたらなーと切実に思う。

初回30日は無料なので、興味持たれたらぜひ!

実際の中身について

さて、あらすじをサイトから引用しよう

西暦201X年。
ある日唐突に出現を始めた怪人とヒーロー。
日常から常識が失われ、世界は非常識に彩られていく。
自らの肉体を失い、家族にすら正体を明かせぬまま、穴熊英雄は引き籠もりのまま世界の平和のために戦い続けるのだっ!!(一部誇張あり)

穴熊英雄(あなぐま ひでお)が主人公の名前になる。
個性的過ぎて最初良くわからなかったが、引きこもりでヒーローならこの名前はぴったりだw

主人公をこの道に引き込んだ原因は、怠け者の神様が10人に配るはずだったヒーローパワーを主人公一人に与えてしまったためである。そう神様はヒーローを10人集めるのが面倒だったという話。

そのため10人分のパワーを得た主人公は、どんな怪人もワンパンになってしまったのも面白い。

この辺りは作品を読むと神様側の話も出てきて、かなり偶然が重なっての結果なようだ。

悪の組織も1巻で出てくる< 最終回直前に暴露される設定集 >を主人公たちは読むので、ある意味メタ的な部分の面白さも提供される、悪の組織が色々マッチポンプなのもバラされている。

怪人のネーミングも作者の魅力の一つだ。

第二話「被虐怪人ド・エーム」
第三話「加虐怪人ド・エース」
第四話「伐採怪人キキール」

結構時間かけて付けてると思うのだが、作者のネーミングセンスは抜群だと思う。個人的にはタイトルになっていないが「The マー」という瞬殺される敵もいる。

瞬殺といえば有名な漫画のワンパンマンもあるが、正直敵のキャラクターや主人公の性格が違うので、同じワンパンでも全く別の作品だなと感じれると思う。
ドエームは主人公が出る前に亡くなられるしな!w

主人公にあっという間に殺されて笑いの提供しかしない怪人だが、本当は物凄く強くて人間側は、軍隊が出動させて多くの犠牲を出してようやく勝てるかな?と言うレベルらしい。
主人公以外のヒーローも、怪人よりは強い状態であり、怪人も最初はヒーローに負けるレベルで生まれてくる。
ある程度成長の要素はあるそうだ。

人間に殺されたヒーロー

作品の中では、発展途上国でもヒーローは生まれている。
しかし、ヒーローが人間に殺された国がある。
この辺りは私の予想だが発展途上国は部族間での争いが多いので、それが原因でヒーローが殺されることになったのかなと推測。
ヒーローからすると人間を殺すことをためらったのだろう。
ヒーローは、その国に怪人が発生しても助けないことが暗黙の了解となっている。

なので、

ヒーローは怪人に強く

怪人は人間に強く

人間はヒーローに強い

という三すくみが成立することになる。この辺りが作品を面白くしている肝だなと思う。

まとめ

正直、多少癖のある文章だし、人によっては読みにくいと思われる方もいると思うが、ネーミングセンスや怪人、ヒーロー、人間との三すくみ、人間に弱いためヒーローはとても強いけど、無茶できないというよく練られた設定だと思う。

このまま引退されては続きが読めなくなるので、読み放題プランでぜひ読んで貰えればと思います。


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